Another Milk tea.
「なあ海斗…俺っていつも“レモンティー”だったよな?」
「悪い、今レモンティー無いんだわ」
ふーん…
俺の『レモンティー』は無くて雛那チャンの『ミルクティー』はあるわけね…
「陸…何か言いたそうだな。
ここがどこだか分かっているのか」
「海斗の部屋ー」
「分かっているじゃん」
俺は海斗の部屋で『ファッションショー』の画をまだ考えていた。
この間決まったけど、何かもっと欲しい…
「何か雛那チャンに似合う服ない?」
「雛那ちゃんに聞くのが1番だろ?」
そりゃそうだけどさぁー…
「海斗って背高いよな…」
ボケッと海斗を眺めていたらふと思った。