Another Milk tea.
俺は雛那ちゃんのお母さんから「ぜひ来てください」と言われ急いで荷物を持って雛那ちゃんの家に向かった。
俺の顔はずっと緩んだままだ。
『俺と会えなくなってから睡眠もとっていない』
それは…
雛那ちゃんの中で俺の存在が特別なような気がした。
ずっと『特別』になりたかった。
彼氏でも好きになってもらえなくても『特別』にはなりたかった。
特別になった嬉しさで俺の足はどんどん前に進む。
そして片手に携帯を持って
ディスプレイには雛那ちゃんの番号が準備してある。
雛那ちゃんの家について俺は雛那ちゃんに電話をかけた。
雛那ちゃんは俺が来てビックリするかな?
さてノックでもしますか。