【短編】Love agains
ああ、こんなことなら片付けて置けばよかった。
幸い洗濯物とかは、以前、弟が使っていた部屋に押しやっているからあたしの部屋は綺麗に保たれていた。
リビングのソファに座ってもらい、あたしは台所でやかんに火をかける。
部屋に着いたときから、どんどん冷静になってきた自分がいる。
今のあたし、すんごい積極的!?
チラリとリビングを見ると、落ち着かない様子の彼があたしの愛用のクッションを抱えていた。
なんとなくそのことが嬉しくなっていた。
もしかして、あたし…。