【短編】Love agains
「まったく、カンナはお人よしすぎよ。しかも、趣味ワル~!」


 なぜか巴さんは彼を眼の敵にしていて、誰とでも仲良くなる彼女には珍しい存在なのです。


肩までの栗色の髪を揺らして、口をいーっと広げてました。






 わたくしは…。

小さいときから、ずっと、彼だけを見てきたのです…。

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