✿*:・゚両隣は先生*:・゚✿
**幸side**
私が入って来たことに吃驚している。
それもそうだろう。
幸奈が風邪をひいても
仕事を休むなんてしなかった私が
昼間のこんな時間に
いるのが珍しいだろう。
『お母さん』
呼ばれて泣きそうになった。
私は幸奈を抱き締めたまま
何度も何度も謝っていた。
「私ね離婚しようと思うの」
あの人とは大分前からすれ違っていた。
「それから、
花蕾さんと籍入れなさい」
学校は中退になってしまうけど
好きな人といられる方が幸せだもの。
「離婚話も結婚話も私は本気だからね」
「青山さんは
二人の結婚どう思いますか?」
彼は幸奈の担任だ。
『私も賛成ですよ。
婚姻届の署名は私とお母様で
大丈夫ですよね』
よかった、彼が賛成してくれて。
当事者二人を無視して
私と青山さんは話しに花を咲かせていた。
それもそうだろう。
幸奈が風邪をひいても
仕事を休むなんてしなかった私が
昼間のこんな時間に
いるのが珍しいだろう。
『お母さん』
呼ばれて泣きそうになった。
私は幸奈を抱き締めたまま
何度も何度も謝っていた。
「私ね離婚しようと思うの」
あの人とは大分前からすれ違っていた。
「それから、
花蕾さんと籍入れなさい」
学校は中退になってしまうけど
好きな人といられる方が幸せだもの。
「離婚話も結婚話も私は本気だからね」
「青山さんは
二人の結婚どう思いますか?」
彼は幸奈の担任だ。
『私も賛成ですよ。
婚姻届の署名は私とお母様で
大丈夫ですよね』
よかった、彼が賛成してくれて。
当事者二人を無視して
私と青山さんは話しに花を咲かせていた。