すれ違い*Pure Love《1》





でも、それも束の間…


フーッと息を吐き出そうとした瞬間、間違いなく俺の耳に届いた。

















「じゃないって言ったら?」

















えっ?


じゃないって…


高野は俺を真っすぐ見つめてる。


その真っすぐな目に見られて、体が動かなった。


さっきの焦りが甦る。


義理じゃない…


本命ってこと?


それって…


それってもしかして…


高野も瀬川を好きってこと?






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