ずっと好きだったんだよ
第四章
再会
18歳、春――…
私は短大に入学した。
そして、同じ学部の香穂と仲良くなり、悠也が同じ学校にいない生活にも慣れてきた。
悠也とは中学、高校と同じ学校で同じクラス。
しかも、部活まで一緒。
ずっと一緒にいる事が当たり前な事だった。
だから、
悠也と離れたら、悠也の事が好きっていう気持ちを忘れられるかな?
そう思っていたけど、いざ、悠也と離れたら、私の心は寂しさでいっぱいだった。
だけど、新しい環境になり、新しい友達ができ、次第に私はその寂しさにも少しずつだけど慣れていった。
こうやって悠也への気持ちを忘れていくのかな?
短大に入学して数週間が過ぎた――…
「ねぇ、奈緒。サークル決めた?」
「ううん、まだ決めてない。香穂はどこかのサークルに入るの?」
高校の時はずっと部活だった私は、バイトもしてみたいと思っていた。
だから、サークルはどっちでもよかった。
私は短大に入学した。
そして、同じ学部の香穂と仲良くなり、悠也が同じ学校にいない生活にも慣れてきた。
悠也とは中学、高校と同じ学校で同じクラス。
しかも、部活まで一緒。
ずっと一緒にいる事が当たり前な事だった。
だから、
悠也と離れたら、悠也の事が好きっていう気持ちを忘れられるかな?
そう思っていたけど、いざ、悠也と離れたら、私の心は寂しさでいっぱいだった。
だけど、新しい環境になり、新しい友達ができ、次第に私はその寂しさにも少しずつだけど慣れていった。
こうやって悠也への気持ちを忘れていくのかな?
短大に入学して数週間が過ぎた――…
「ねぇ、奈緒。サークル決めた?」
「ううん、まだ決めてない。香穂はどこかのサークルに入るの?」
高校の時はずっと部活だった私は、バイトもしてみたいと思っていた。
だから、サークルはどっちでもよかった。