ずっと好きだったんだよ
「断ってから、奈緒の事が頭から離れなかった。でも、それでも俺は奈緒の事は大切な友達だって思っていた。だけど、今日、佐々木と楽しそうに話している奈緒を見て……。俺、すごくムカついた。その時にやっと自分の気持ちに気付いたんだ。俺は奈緒が好きなんだって」
ねぇ……
これは、やっぱり夢なの?
うん、そうだよ。
だって、悠也は私の事を友達だとしか思っていないのだから。
私が黙ったままじっと悠也を見ていると、悠也は少しずつ近づいてくる。
そして、そっと右手で私の頬に触れる。
悠也に触れられた私は、すごくドキドキして、顔が真っ赤になっていたと思う。
「奈緒、ごめんな。俺、今まで奈緒の事、たくさん傷付けていたと思う。それに、今の俺の気持ちも自分勝手な事を言っているのはわかっている。奈緒からしたら“今さら何言ってんだ”って感じだと思う。でも、もし……、もし、まだ間に合うのなら……、俺と付き合ってほしい。俺の彼女になってほしい……」
私は悠也の言葉を信じられない気持ちで聞いていた。
これは夢じゃないんだよね?
私の想い、悠也に届いたの?
ねぇ……
これは、やっぱり夢なの?
うん、そうだよ。
だって、悠也は私の事を友達だとしか思っていないのだから。
私が黙ったままじっと悠也を見ていると、悠也は少しずつ近づいてくる。
そして、そっと右手で私の頬に触れる。
悠也に触れられた私は、すごくドキドキして、顔が真っ赤になっていたと思う。
「奈緒、ごめんな。俺、今まで奈緒の事、たくさん傷付けていたと思う。それに、今の俺の気持ちも自分勝手な事を言っているのはわかっている。奈緒からしたら“今さら何言ってんだ”って感じだと思う。でも、もし……、もし、まだ間に合うのなら……、俺と付き合ってほしい。俺の彼女になってほしい……」
私は悠也の言葉を信じられない気持ちで聞いていた。
これは夢じゃないんだよね?
私の想い、悠也に届いたの?