ずっと好きだったんだよ
「いつも待たせて悪いなって思って。悠也も仕事で疲れているのに」
悠也が遅くまで残業の日は、同じくらいの時間になる事が多いから、まだいいんだけど。
でも、いつも悠也の事を待たせて悪いな、って思うんだ。
「悠也の事だし、どうせ“待つ”って言ってるんでしょ?何?それとも、悠也が待つ事に何か言っているの?」
「ううん。悠也は何も言ってない……。私が“いつも待たせて悪いな”って思っているだけ。だから、私の遅番の日は会わないって言っても、悠也は“待ってるから、会おう”って言ってくれている」
「じゃぁ、いいじゃない。ってか、そしたら、何でため息なんか吐いてんの?何が不満なの?」
悠也に不満なんてない。
だって、悠也が“待つ”と言ってくれた時も、
「俺は奈緒に会いたい。休みが合わないのは仕事だから仕方がない。じゃぁ、その分、仕事が終わってから会おう」
そんな嬉しい言葉を、優しく微笑みながら言ってくれたのだ。
「不満なんてないよ。ただ、私の仕事が終わっってからじゃ、そんなにゆっくり出来ないでしょ?だって、悠也は平日なら次の日も朝から仕事なんだし」
私は早番だったとしても、10時出勤。
だから、朝はゆっくり出来る。
悠也が遅くまで残業の日は、同じくらいの時間になる事が多いから、まだいいんだけど。
でも、いつも悠也の事を待たせて悪いな、って思うんだ。
「悠也の事だし、どうせ“待つ”って言ってるんでしょ?何?それとも、悠也が待つ事に何か言っているの?」
「ううん。悠也は何も言ってない……。私が“いつも待たせて悪いな”って思っているだけ。だから、私の遅番の日は会わないって言っても、悠也は“待ってるから、会おう”って言ってくれている」
「じゃぁ、いいじゃない。ってか、そしたら、何でため息なんか吐いてんの?何が不満なの?」
悠也に不満なんてない。
だって、悠也が“待つ”と言ってくれた時も、
「俺は奈緒に会いたい。休みが合わないのは仕事だから仕方がない。じゃぁ、その分、仕事が終わってから会おう」
そんな嬉しい言葉を、優しく微笑みながら言ってくれたのだ。
「不満なんてないよ。ただ、私の仕事が終わっってからじゃ、そんなにゆっくり出来ないでしょ?だって、悠也は平日なら次の日も朝から仕事なんだし」
私は早番だったとしても、10時出勤。
だから、朝はゆっくり出来る。