ずっと好きだったんだよ
夜景を見ながらのディナーを楽しんだ私達。
食事を終えた時、
「なぁ、ちょっと行きたい所があるんだけど……。いいか?」
「うん」
悠也は真剣な表情で私を見つめていた。
レストランを後にした私達は電車に乗り、ある駅で降りた。
「ここ……」
それは、私達の地元の駅。
実家の近くで一人暮らしをしている私は、別に帰れない距離ではないけど、忙しくてなかなか実家に帰っていなかった。
だから、ここに来るのは、すごく久しぶり。
でも、どこに行くんだろう?
黙ったまま歩く悠也の後ろをついて行く。
私達の地元の駅は、特に何かあるわけでもない。
しばらく黙ったまま歩いていると、
「あっ、この道……」
それは、私達が通っていた中学への通学路だった。
「懐かしいね」
中学の頃の事を思い出し、懐かしくなり、悠也に声を掛けるけど、悠也は「あぁ」としか答えてくれなかった。
食事を終えた時、
「なぁ、ちょっと行きたい所があるんだけど……。いいか?」
「うん」
悠也は真剣な表情で私を見つめていた。
レストランを後にした私達は電車に乗り、ある駅で降りた。
「ここ……」
それは、私達の地元の駅。
実家の近くで一人暮らしをしている私は、別に帰れない距離ではないけど、忙しくてなかなか実家に帰っていなかった。
だから、ここに来るのは、すごく久しぶり。
でも、どこに行くんだろう?
黙ったまま歩く悠也の後ろをついて行く。
私達の地元の駅は、特に何かあるわけでもない。
しばらく黙ったまま歩いていると、
「あっ、この道……」
それは、私達が通っていた中学への通学路だった。
「懐かしいね」
中学の頃の事を思い出し、懐かしくなり、悠也に声を掛けるけど、悠也は「あぁ」としか答えてくれなかった。