ずっと好きだったんだよ
それから、また月日が経ち――…


７月。


結婚式は９月だけど、七夕の日に籍を入れる事にしていた私達。

そして、私達は今日から新居に住む。

必要最小限な物以外は、先に新居に持って行っていた。

七夕の日の朝。

悠也が私のマンションまで、迎えに来る。

そして、二人で区役所へ行き、緊張をしながら婚姻届を出す。


「おめでとうございます」


役所の人にそう言われ、私達は“恋人”から“夫婦”に。


私達は区役所に婚姻届を出した後、そのまま新居へ。

今日から二人での新しい生活のスタート。

基本的に休みの合わない私達。

だけど、


「これからは、休みが合わなくても一緒にいられるね」


悠也とずっと一緒にいられる事が嬉しい私は、にこっと笑い悠也を見る。


「あぁ、そうだな」


そう言うと、悠也は私を後ろから抱きしめる。


「これからも、ずっと仲のいい二人でいような。そして、いつか産まれてきてくれるであろう子供も一緒に幸せな家庭を作ろうな」


そして、悠也は優しくキスをする。


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