ずっと好きだったんだよ
えっ?軽っ!
学校でナンパ!?
なんなの、この人……
ってか、私に“可愛い”って、からかってんの!?
そんな事を思いながらその人を見ると
「あっ、君も1年?俺も1年なんだー!じゃぁ、一緒にホールまで行こうよ!」
そう言いながら、人懐っこい笑顔を見せる。
この学校は、学年によって、上履きに入っているラインの色が違う。
今は、3年生が緑、2年生が赤、そして、私達1年生が青のラインが入っている。
だから、上履きのラインを見れば、おのずと学年がわかるのだけど。
「結構です。失礼します」
私は腕を振り払って、ホールまでの道を走った。
何?
何なの!?あの軽そうな男はっ!!
今まで一度も“可愛い”なんて言われた事のない私。
なのに、あの人、何言ってんの!?
時間がないっていうのに、からかわないで欲しいわ!
心の中で文句を言いながら、私は入学式の行われるホールへ向かった。
学校でナンパ!?
なんなの、この人……
ってか、私に“可愛い”って、からかってんの!?
そんな事を思いながらその人を見ると
「あっ、君も1年?俺も1年なんだー!じゃぁ、一緒にホールまで行こうよ!」
そう言いながら、人懐っこい笑顔を見せる。
この学校は、学年によって、上履きに入っているラインの色が違う。
今は、3年生が緑、2年生が赤、そして、私達1年生が青のラインが入っている。
だから、上履きのラインを見れば、おのずと学年がわかるのだけど。
「結構です。失礼します」
私は腕を振り払って、ホールまでの道を走った。
何?
何なの!?あの軽そうな男はっ!!
今まで一度も“可愛い”なんて言われた事のない私。
なのに、あの人、何言ってんの!?
時間がないっていうのに、からかわないで欲しいわ!
心の中で文句を言いながら、私は入学式の行われるホールへ向かった。