ずっと好きだったんだよ
先生の話も終わり、帰り支度をしていると
「奈緒ー。どこかご飯食べに行かない?」
「あっ、いいねぇ。行こう!」
私は“綺那ともっと仲良くなりたいな”と思っていたから、綺那に誘われて嬉しい気持ちになる。
「……って、悠也、どうしたの?何、ニヤニヤしてるの?」
私の方に顔を向け、ニヤニヤしている悠也が視界に入る。
「いやぁー、べっつにぃー」
そう言いながらも、やっぱり悠也はニヤニヤと笑っている。
いつの間にか私達の席の所に来ていた陽輝が
「萌実が心配してたんだよ。ほら、中学の時、萌実と奈緒、ずっと一緒にいただろ?だから、“奈緒、友達出来るかな?”って心配してたんだ。俺は“心配ない”って言ったんだけどな」
“その話を悠也にしたから”と、にこにこしながら私を見ていた。
「俺も大丈夫だと思ってた」
さっきまでのニヤニヤ顔とは違い、悠也は笑顔でそう言った。
「奈緒ー。どこかご飯食べに行かない?」
「あっ、いいねぇ。行こう!」
私は“綺那ともっと仲良くなりたいな”と思っていたから、綺那に誘われて嬉しい気持ちになる。
「……って、悠也、どうしたの?何、ニヤニヤしてるの?」
私の方に顔を向け、ニヤニヤしている悠也が視界に入る。
「いやぁー、べっつにぃー」
そう言いながらも、やっぱり悠也はニヤニヤと笑っている。
いつの間にか私達の席の所に来ていた陽輝が
「萌実が心配してたんだよ。ほら、中学の時、萌実と奈緒、ずっと一緒にいただろ?だから、“奈緒、友達出来るかな?”って心配してたんだ。俺は“心配ない”って言ったんだけどな」
“その話を悠也にしたから”と、にこにこしながら私を見ていた。
「俺も大丈夫だと思ってた」
さっきまでのニヤニヤ顔とは違い、悠也は笑顔でそう言った。