ずっと好きだったんだよ
本当の私は……
そりゃ、思った事ははっきり言うけど、だけど、本当は好きな人に言いたい事も言えない。
そんな性格。
それに、いつもはサバサバしていても、悠也の事となると、すごくウジウジしてしまう。
だから、あんなに女の子に囲まれている悠也を見ると、なかなか誘う事も出来ないんだ。
「奈緒が行けないんなら、私が誘いに行こうか?悠也達の周りに女の子達が集まってから、時間も経ってるし、いまだ決まってないって事は、悠也も女の子達の誘いを断っているんでしょ?って事は、奈緒に誘ってもらえるのを待ってるんじゃない?」
そんな事を話していたら
「なぁ、お前らグループ決まった?」
私と綺那の間から、てっちゃんが顔を出す。
「わっ!びっくりしたー」
私と綺那は、いきなり現れたてっちゃんに驚く。
「ごめん、ごめん。で、グループ決まった?」
「まだだよ。ねぇ、哲。一緒に組まない?」
先生からは「男女混合で、五、六人のグループを作れ」と言われている。
だから、綺那は誘いに行かない私を見かねて、代わりに誘ってくれた。
そりゃ、思った事ははっきり言うけど、だけど、本当は好きな人に言いたい事も言えない。
そんな性格。
それに、いつもはサバサバしていても、悠也の事となると、すごくウジウジしてしまう。
だから、あんなに女の子に囲まれている悠也を見ると、なかなか誘う事も出来ないんだ。
「奈緒が行けないんなら、私が誘いに行こうか?悠也達の周りに女の子達が集まってから、時間も経ってるし、いまだ決まってないって事は、悠也も女の子達の誘いを断っているんでしょ?って事は、奈緒に誘ってもらえるのを待ってるんじゃない?」
そんな事を話していたら
「なぁ、お前らグループ決まった?」
私と綺那の間から、てっちゃんが顔を出す。
「わっ!びっくりしたー」
私と綺那は、いきなり現れたてっちゃんに驚く。
「ごめん、ごめん。で、グループ決まった?」
「まだだよ。ねぇ、哲。一緒に組まない?」
先生からは「男女混合で、五、六人のグループを作れ」と言われている。
だから、綺那は誘いに行かない私を見かねて、代わりに誘ってくれた。