雨音



揺られる電車の中
いつもより早い時間だからか
かなり空いていて
そんな事を
ぼーっと考えていた。


そんな時、携帯が鳴る。


店長からのメール。

もうついた。
たったそれだけ。


もう着く。 とだけ
返信した。


駅に着き、いつもの
コンビニ前で待ち合わせ。

黒のプリウスに乗り込み
先程の事は
忘れようと笑う。
もうここから
風俗嬢しほとなるんだ。
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