あぁ素晴らしき引きこもり!?
月曜の朝、トーストを頬張りながらテレビをつける。
八チャンネルでは昨日羽野さんがながしていた曲がランキング一位だとかで流れていて、聞き飽きてしまった曲を聴かないようにとチャンネルを六にした。
そして、もぐもぐとトーストを食べる。
そうそう、関係ない話だが私はトーストが好きだ。
イチゴジャムやピーナッツバターを塗ったもの、ピザパンなんていうのも好き。
あ、今「自分も好きだわー」って思ったり実際口に出して家族に変な目で見られた人、私の仲間にしてあげるね★
でも「ご飯派だからパンとか無理ー」って言った人はトースト口いっぱいにつめるから。
あ、嘘嘘。帰らないでください。
もぐもぐと口と脳を動かしているうちに時間は迫り、大学へと行くために外に出た。
桜が散って綺麗な緑色の若葉が風に揺れる(あ、今格好いいこと言ったよね)並木を十分ほど歩くとさして豪華でもなくぼろぼろでもない、ただの大学に着いた。
ごく普通の校門をごく普通に抜ける。
と、突然後ろから「ゆーーーーいっ!おっはよーンv」と誰かが抱きついてきた。
聞き覚えのある、明るくてテンションの高いような声。
親友である篠原涼子・・・じゃなくて篠原凛だ。
「凛っ!おはよー」
「ねぇねぇ、新しい部屋どうだった?」
会うなり聞いてくる。
「あー・・・いい部屋だったよーvお隣さんは変だけどね。」
最後にそう付け足して笑う。
「どんな人だったの?」
「羽野さんって言ってね?あ、羽に野原の野で羽野さん。その羽野さんが昨日一日中同じ曲聴いててさ・・・しかも大音量で」
「うっわぁー・・・最悪だねっ」
「でしょ?」
そのあとも女特有のお喋りを続けながら一時間目の講義の部屋へと足を進める。
講義の間、勉強が出来ないわけでもないのでただぼんやりと話を聞き流しながら窓の外を見つめていた。
大学は自由なので少しお喋りしている者も居る。
チャイムが鳴って講師が講義の終了を伝えると、とたんに少しざわざわとしていた部屋がさらに騒がしくなる。
それさえにも少し苛立ちを覚えた。
他の大学はどうか知らないが、二十分ある休憩時間を凛と喋って潰したりとあまり毎日と変わらない日常を過ごした。
八チャンネルでは昨日羽野さんがながしていた曲がランキング一位だとかで流れていて、聞き飽きてしまった曲を聴かないようにとチャンネルを六にした。
そして、もぐもぐとトーストを食べる。
そうそう、関係ない話だが私はトーストが好きだ。
イチゴジャムやピーナッツバターを塗ったもの、ピザパンなんていうのも好き。
あ、今「自分も好きだわー」って思ったり実際口に出して家族に変な目で見られた人、私の仲間にしてあげるね★
でも「ご飯派だからパンとか無理ー」って言った人はトースト口いっぱいにつめるから。
あ、嘘嘘。帰らないでください。
もぐもぐと口と脳を動かしているうちに時間は迫り、大学へと行くために外に出た。
桜が散って綺麗な緑色の若葉が風に揺れる(あ、今格好いいこと言ったよね)並木を十分ほど歩くとさして豪華でもなくぼろぼろでもない、ただの大学に着いた。
ごく普通の校門をごく普通に抜ける。
と、突然後ろから「ゆーーーーいっ!おっはよーンv」と誰かが抱きついてきた。
聞き覚えのある、明るくてテンションの高いような声。
親友である篠原涼子・・・じゃなくて篠原凛だ。
「凛っ!おはよー」
「ねぇねぇ、新しい部屋どうだった?」
会うなり聞いてくる。
「あー・・・いい部屋だったよーvお隣さんは変だけどね。」
最後にそう付け足して笑う。
「どんな人だったの?」
「羽野さんって言ってね?あ、羽に野原の野で羽野さん。その羽野さんが昨日一日中同じ曲聴いててさ・・・しかも大音量で」
「うっわぁー・・・最悪だねっ」
「でしょ?」
そのあとも女特有のお喋りを続けながら一時間目の講義の部屋へと足を進める。
講義の間、勉強が出来ないわけでもないのでただぼんやりと話を聞き流しながら窓の外を見つめていた。
大学は自由なので少しお喋りしている者も居る。
チャイムが鳴って講師が講義の終了を伝えると、とたんに少しざわざわとしていた部屋がさらに騒がしくなる。
それさえにも少し苛立ちを覚えた。
他の大学はどうか知らないが、二十分ある休憩時間を凛と喋って潰したりとあまり毎日と変わらない日常を過ごした。