無口なセンパイに恋した仔羊
「…ほらきた。さっさと食え、腹減った」
「え、はい。…いただきます……ん⁈
美味しい〜」
もぐもぐしながら満面の笑み。
それを見て、進藤さんがプッと吹き出した。…こんな顔して笑うんだ。
そう思っていると、ニュッと私に手を伸ばした進藤さん。
その指は、私の口の端を優しく拭った。思わず目を丸くする。
「…ソースついてた」
「…ぁ、ありがとう」
…たぶん、耳まで赤い。ん〜、もう!食べよ、食べよ。
私はとにかく、食べる事に集中した。
…終始、進藤さんに笑われていることに気づかなかったんだけど。
…会話はなかったけど、美味しい食事は堪能した。そして、いざ会計。
私は財布を取り出して、その中からカードを出す…え?
なんで、進藤さんが払ってるの?
「え、はい。…いただきます……ん⁈
美味しい〜」
もぐもぐしながら満面の笑み。
それを見て、進藤さんがプッと吹き出した。…こんな顔して笑うんだ。
そう思っていると、ニュッと私に手を伸ばした進藤さん。
その指は、私の口の端を優しく拭った。思わず目を丸くする。
「…ソースついてた」
「…ぁ、ありがとう」
…たぶん、耳まで赤い。ん〜、もう!食べよ、食べよ。
私はとにかく、食べる事に集中した。
…終始、進藤さんに笑われていることに気づかなかったんだけど。
…会話はなかったけど、美味しい食事は堪能した。そして、いざ会計。
私は財布を取り出して、その中からカードを出す…え?
なんで、進藤さんが払ってるの?