無口なセンパイに恋した仔羊
「あ、美鈴これ頼むな」
「え⁈又ですか?他にも沢山仕事頼まれてるんですよ」
進藤さんの方から突然私の方を向いた綾人さんが、書類を差し出してそう言った。
私は流石に雑用をかなり溜め込んでいたので断ろうとした、のに。
…拝まれると、断れない。損な性格。
「…分かりました。いつまでにしておいたらいいですか?」
「流石、美鈴!明日朝一で」
「…⁈」
え、え〜‼︎
ざ、残業しないと終わらない。
「…バカ」
「…⁈」
私の横で、ボソッと呟いたのは、進藤さん。
「そんな事言わないでくださいよ〜」
と、半泣きで進藤さんに言ってみるも、それに答えは返ってこない。
私は深く溜息をつくと、力無く椅子に座って、雑用を一つずつ片付け始めた。
「え⁈又ですか?他にも沢山仕事頼まれてるんですよ」
進藤さんの方から突然私の方を向いた綾人さんが、書類を差し出してそう言った。
私は流石に雑用をかなり溜め込んでいたので断ろうとした、のに。
…拝まれると、断れない。損な性格。
「…分かりました。いつまでにしておいたらいいですか?」
「流石、美鈴!明日朝一で」
「…⁈」
え、え〜‼︎
ざ、残業しないと終わらない。
「…バカ」
「…⁈」
私の横で、ボソッと呟いたのは、進藤さん。
「そんな事言わないでくださいよ〜」
と、半泣きで進藤さんに言ってみるも、それに答えは返ってこない。
私は深く溜息をつくと、力無く椅子に座って、雑用を一つずつ片付け始めた。