無口なセンパイに恋した仔羊
やっと離された唇。荒い呼吸をしながら、涙目で琉偉さんを見上げる。
琉偉さんは、私の頬を優しく撫で、また、ぎゅっと抱き締めた。
「…ごめん」
私の耳元で、琉偉さんの声が聞こえた。
「…琉偉さん、あの」
「…柄にもなく、嫉妬した」
「…えっ」
「…美鈴に、オレ以外の男が触れるなんて、許せない…こんなオレは、イヤか?」
その言葉に、首を振る。
「…私だって、琉偉さんが、私以外の女性に触れるなんて、触れられるなんて、イヤです。だから、琉偉さんの事をイヤだなんておもいません」
そう言って微笑めば、琉偉さんは、安堵したように、溜息をついた。
…そして、また私を見つめ、少し微笑んだ琉偉さんは、こう告げた。
「今夜は、寝かさないから」
そして、私に深く深くキスをした。
…その夜、私たちは一つになった。
お互いの気持ちを確かめ合うように。
「…愛してる」
そう何度も、私の耳に囁いてくれて、泣きたくなる程しあわせだった。
琉偉さんは、私の頬を優しく撫で、また、ぎゅっと抱き締めた。
「…ごめん」
私の耳元で、琉偉さんの声が聞こえた。
「…琉偉さん、あの」
「…柄にもなく、嫉妬した」
「…えっ」
「…美鈴に、オレ以外の男が触れるなんて、許せない…こんなオレは、イヤか?」
その言葉に、首を振る。
「…私だって、琉偉さんが、私以外の女性に触れるなんて、触れられるなんて、イヤです。だから、琉偉さんの事をイヤだなんておもいません」
そう言って微笑めば、琉偉さんは、安堵したように、溜息をついた。
…そして、また私を見つめ、少し微笑んだ琉偉さんは、こう告げた。
「今夜は、寝かさないから」
そして、私に深く深くキスをした。
…その夜、私たちは一つになった。
お互いの気持ちを確かめ合うように。
「…愛してる」
そう何度も、私の耳に囁いてくれて、泣きたくなる程しあわせだった。