無口なセンパイに恋した仔羊
定時に仕事を終えた私と小春。強引に、乗り気でない私を、小春は居酒屋に連れ込んだ。
「…今日の美鈴なんか変だよ?仕事、するにはしてたけどさ、時々上の空になってたり、溜息ばっかついてるし…
ほらほら、お姉様になんでも相談しなさい。良いアドバイスは出来ないかもしれないけどさ、話すだけでも、スッキリするよ、ね?」
そう言って、微笑んだ小春。
…あ〜、この優しい笑顔、好きだなぁ。本当、小春は癒し系なんだよね。
そう思うと、私も自然と笑みがこぼれた。
「ありがとう、うん、そうだね。一人で悩んでても答えなんて出そうに無いし、聞いてくれる?」
私の問いに、小春は笑顔で頷いてくれた。
「あのね…」
進藤さんに、告白する予定に無かった告白をしてしまった事、本気の告白なら、聞かないでもないとか曖昧に言われた事、今朝、綾人さんに告白された事…
「…今日の美鈴なんか変だよ?仕事、するにはしてたけどさ、時々上の空になってたり、溜息ばっかついてるし…
ほらほら、お姉様になんでも相談しなさい。良いアドバイスは出来ないかもしれないけどさ、話すだけでも、スッキリするよ、ね?」
そう言って、微笑んだ小春。
…あ〜、この優しい笑顔、好きだなぁ。本当、小春は癒し系なんだよね。
そう思うと、私も自然と笑みがこぼれた。
「ありがとう、うん、そうだね。一人で悩んでても答えなんて出そうに無いし、聞いてくれる?」
私の問いに、小春は笑顔で頷いてくれた。
「あのね…」
進藤さんに、告白する予定に無かった告白をしてしまった事、本気の告白なら、聞かないでもないとか曖昧に言われた事、今朝、綾人さんに告白された事…