絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
「どうなってるんだ!?」
優也さんもこの状況に唖然としている。
優也さんと夏子さんと昭代さんは、5人全員の写真を投票している。
だから、死ぬはずがないのに……!!
その時だった。
モニターはコロッセオの会場からスーツ男へと切り替わった。
「一体これはどういう事だ!?」
優也さんがスーツ男へ向かって怒鳴る。
スーツ男は含み笑いを浮かべた状態で、右下に別の画面を表示させた。
その枠の中にはついさきほどまであたしたちが持っていた写真が表示されていた。
それはそれぞれ投票後のもののようで、10代20代と書かれた箱の中にカードが入れられている状態だった。
それをパッと見た瞬間、あたしは何度も瞬きを繰り返した。
「これ、どういう事?」
あたしの箱に5枚。
優也さんの箱に5枚。
勲さんの箱に1枚。
ここまでは話しに聞いていた通りだ。
でも……。
夏子さんと昭代さんの箱にはそれぞれ3枚ずつの写真しか入っていなかったのだ。
優也さんもこの状況に唖然としている。
優也さんと夏子さんと昭代さんは、5人全員の写真を投票している。
だから、死ぬはずがないのに……!!
その時だった。
モニターはコロッセオの会場からスーツ男へと切り替わった。
「一体これはどういう事だ!?」
優也さんがスーツ男へ向かって怒鳴る。
スーツ男は含み笑いを浮かべた状態で、右下に別の画面を表示させた。
その枠の中にはついさきほどまであたしたちが持っていた写真が表示されていた。
それはそれぞれ投票後のもののようで、10代20代と書かれた箱の中にカードが入れられている状態だった。
それをパッと見た瞬間、あたしは何度も瞬きを繰り返した。
「これ、どういう事?」
あたしの箱に5枚。
優也さんの箱に5枚。
勲さんの箱に1枚。
ここまでは話しに聞いていた通りだ。
でも……。
夏子さんと昭代さんの箱にはそれぞれ3枚ずつの写真しか入っていなかったのだ。