絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
「出口を探しているんですか?」
「もちろんだよ。昭代さんを探しても出口がどこにあるかわからなきゃ外へ出られないだろ」
てっきり、昭代さんを探しているのだと思ったあたしは恥ずかしくなった。
それと同時に、自分の中ですでに昭代さんを殺そうと思っているのだと言う事が理解できて、怖くなった。
その時優也さんが突然走り出した。
「どうしたんですか?」
後に付いて走りながら、びっくりして聞く。
「出口だ!」
前方を見ると、確かにドアが見えた。
周囲が鏡になっているため、正面にドアがあることさえちゃんと見る事ができなくなっていたようだ。
ドアの前に立つと、それが本物だと言う事がわかる。
思ったよりも早く出口が見つけられて、あたしは嬉しくなる。
案外狭い部屋なのかもしれない。
「ここに印を付けておこう」
優也さんはそう言い、自分の服に付いている血を鏡にこすりつけた。
「もちろんだよ。昭代さんを探しても出口がどこにあるかわからなきゃ外へ出られないだろ」
てっきり、昭代さんを探しているのだと思ったあたしは恥ずかしくなった。
それと同時に、自分の中ですでに昭代さんを殺そうと思っているのだと言う事が理解できて、怖くなった。
その時優也さんが突然走り出した。
「どうしたんですか?」
後に付いて走りながら、びっくりして聞く。
「出口だ!」
前方を見ると、確かにドアが見えた。
周囲が鏡になっているため、正面にドアがあることさえちゃんと見る事ができなくなっていたようだ。
ドアの前に立つと、それが本物だと言う事がわかる。
思ったよりも早く出口が見つけられて、あたしは嬉しくなる。
案外狭い部屋なのかもしれない。
「ここに印を付けておこう」
優也さんはそう言い、自分の服に付いている血を鏡にこすりつけた。