絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
「ごめんなさい……こんな重たい話をしちゃって」
気持ちが少し落ち着いてからそう言うと、優也さんはニコリと笑って「大丈夫だよ」と言ってくれた。
優也さんがいなければ、あたしはここまで来る事ができなかっただろう。
あの部屋でBの写真を選んで投票したのはただのまぐれだし、そうじゃなければ互いに複数投票し合うなんて、思いつきもしなかった。
「次のドアだ」
優也さんが不意に立ち止まった。
視線を前へと戻すと、いつの間にか次のドアが現れていてあたしの心臓はギュッと締め付けられた。
このドアの向こうでは何が待っているのだろう?
今までの事を思い出せば、次の部屋であたしは優也さんと殺し合う事になる……。
気持ちが少し落ち着いてからそう言うと、優也さんはニコリと笑って「大丈夫だよ」と言ってくれた。
優也さんがいなければ、あたしはここまで来る事ができなかっただろう。
あの部屋でBの写真を選んで投票したのはただのまぐれだし、そうじゃなければ互いに複数投票し合うなんて、思いつきもしなかった。
「次のドアだ」
優也さんが不意に立ち止まった。
視線を前へと戻すと、いつの間にか次のドアが現れていてあたしの心臓はギュッと締め付けられた。
このドアの向こうでは何が待っているのだろう?
今までの事を思い出せば、次の部屋であたしは優也さんと殺し合う事になる……。