絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
7daysミッション
なんとか着替えを終えたあたしは、優也さんと手をつなぎ、外へと続くドアの前に立っていた。
「いよいよだな」
優也さんが緊張した様子でそう言う。
あたしも、緊張していた。
これから何が起こるのか。
あたしは自分の首にそっと触れた。
セーターの下に感じる金属の冷たさ。
これが付いている限り、命を握られている状態にあるのだ。
外へ出ても、それを決して忘れてはいけない。
体内にあるチップがあたしの事をしっかりと監視しているのだから。
「行こう」
あたしは言った。
「あぁ」
優也さんは頷く。
そして、あたしたちは同時に外への第一歩を踏み出したのだった……。
「いよいよだな」
優也さんが緊張した様子でそう言う。
あたしも、緊張していた。
これから何が起こるのか。
あたしは自分の首にそっと触れた。
セーターの下に感じる金属の冷たさ。
これが付いている限り、命を握られている状態にあるのだ。
外へ出ても、それを決して忘れてはいけない。
体内にあるチップがあたしの事をしっかりと監視しているのだから。
「行こう」
あたしは言った。
「あぁ」
優也さんは頷く。
そして、あたしたちは同時に外への第一歩を踏み出したのだった……。