絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
「お前たちの意見など関係ない。集まらなければお前たち2人とも《奴隷部屋》に逆戻りするだけだ」
その言葉に、あたしはグッと言葉を飲みこんだ。
せっかくここまで来たのに、それを台無しにする事なんてできない。
あたし1人ならともかく、あたしを助けてくれた優也さんも一緒なのだ。
「奴隷になる相手にはその封筒の中のチケットをちゃんと自分の手で渡す事。そして奴隷になってくれと言う事を伝える事」
男は淡々と説明を続ける。
「相手は誰でもいい。友人、家族、恋人。嫌いな相手でも、殺したい相手でも。今日から7日後にここ、《mother》へ5人連れて来られたらミッション終了だ」
「もし……それができなかったら?」
優也さんが聞く。
男はニヤリと笑い、指で銃の形を作るとそれをあたしたちへと向けた。
「バァン……」
男はそう言い、高らかに笑ったのだった……。
END
奴隷部屋~7DAYSに続きます~
その言葉に、あたしはグッと言葉を飲みこんだ。
せっかくここまで来たのに、それを台無しにする事なんてできない。
あたし1人ならともかく、あたしを助けてくれた優也さんも一緒なのだ。
「奴隷になる相手にはその封筒の中のチケットをちゃんと自分の手で渡す事。そして奴隷になってくれと言う事を伝える事」
男は淡々と説明を続ける。
「相手は誰でもいい。友人、家族、恋人。嫌いな相手でも、殺したい相手でも。今日から7日後にここ、《mother》へ5人連れて来られたらミッション終了だ」
「もし……それができなかったら?」
優也さんが聞く。
男はニヤリと笑い、指で銃の形を作るとそれをあたしたちへと向けた。
「バァン……」
男はそう言い、高らかに笑ったのだった……。
END
奴隷部屋~7DAYSに続きます~