絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
ざっと見て、50人以上いることがわかった。
「ってぇ……」
あたしの隣で見知らぬ少年が目を覚まし、頭を押さえた。
あたしは整った顔立ちの少年の、その首に視線が釘付けになっていた。
「なんだよ、お前」
あたしの視線に気が付いた少年が、けげんそうな表情であたしを見て来た。
あたしは「それ、なに?」と、少年の首を指差す。
「は?」
少年は首をかしげ、自分の首に触れた。
その瞬間表情はこわばる。
「なんだよ、これ」
「待って、あたしにも付いてる」
自分の首に触れてみると、少年と同じものが自分の首にも付けられていることがわかった。
首輪、だ……。
「ってぇ……」
あたしの隣で見知らぬ少年が目を覚まし、頭を押さえた。
あたしは整った顔立ちの少年の、その首に視線が釘付けになっていた。
「なんだよ、お前」
あたしの視線に気が付いた少年が、けげんそうな表情であたしを見て来た。
あたしは「それ、なに?」と、少年の首を指差す。
「は?」
少年は首をかしげ、自分の首に触れた。
その瞬間表情はこわばる。
「なんだよ、これ」
「待って、あたしにも付いてる」
自分の首に触れてみると、少年と同じものが自分の首にも付けられていることがわかった。
首輪、だ……。