絶叫脱出ゲーム~奴隷部屋カラ今スグ逃ゲロ~①
「紙があるわ」
あたしは絵の真下の床に置かれている小さな紙を手に取った。
「一体今度はなに?」
桃乃が隣に立って覗きこんでくる。
あたしは紙に書かれている文字を読み上げた。
「『美女は誰?』」
「は? それだけ?」
ルキがそう言い、あたしは紙を2人にも見えるようにかざした。
「美女を選ぶってことは、男じゃダメじゃん」
桃乃が声を荒げる。
「待て、これは?」
翔吾があたしが立っている場所を指差した。
床には足跡のシールが3つ貼られている。
「絵を1つ選んでその前に立てって意味じゃないかな?」
足跡はそれぞれ絵の前に描かれていて、そのように捉える事ができる。
「ってことは? 今度は人を選ぶんじゃなくて絵を選ぶってことか」
ルキが呆れたように言う。
あたしは絵の真下の床に置かれている小さな紙を手に取った。
「一体今度はなに?」
桃乃が隣に立って覗きこんでくる。
あたしは紙に書かれている文字を読み上げた。
「『美女は誰?』」
「は? それだけ?」
ルキがそう言い、あたしは紙を2人にも見えるようにかざした。
「美女を選ぶってことは、男じゃダメじゃん」
桃乃が声を荒げる。
「待て、これは?」
翔吾があたしが立っている場所を指差した。
床には足跡のシールが3つ貼られている。
「絵を1つ選んでその前に立てって意味じゃないかな?」
足跡はそれぞれ絵の前に描かれていて、そのように捉える事ができる。
「ってことは? 今度は人を選ぶんじゃなくて絵を選ぶってことか」
ルキが呆れたように言う。