元ヤン少女が進学校へ。


…触れていた感覚がなくなったからかな?


ちょっと寂しいかも、なんて
バカなことを思っている自分がいる。


横川が変…なんて言っていたけど……
どうしよう。
おかしいのは、あたしの方かもしれない。


……てゆうか、どうして横川は
あたしの手を握ったんだろう…?


そんなことを思っている内に……


「待たせてわりーな」


自転車を押してる横川が隣に並んだ。


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