元ヤン少女が進学校へ。


「それじゃあここで!」


「ほんとにここでいいのか?」


「うん!寄る所もあるからさ」


「そっか、暗いから気ぃつけろよ」


「ほーい。横川もね!」


そう言って、あたしたちはさよならをした。


そして歩き始めた…そのとき。


「林崎ッ!」


と、後ろから横川の声がした。


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