元ヤン少女が進学校へ。


「あ、そういえば
女の先輩が柊季呼んでるとこ見たけど…
どーせ振ったんだろ?」


「当たり前だろ?」


俺がそう言うと、
「だよな」と言って炭酸飲料を飲み始める。


なんせ遥也は
俺が女嫌いだということを知ってるし。


「なぁ遥也」


「んー?」


「俺さ………女友達に…
その、思わず抱き締めちまったっつーか
ハグしちまった…」 


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