元ヤン少女が進学校へ。


「…おすすめする店って…また牛丼屋?」


「ううん!また別の店!
牛丼屋の時はさ、横川が奢ってくれたし…
今度はあたしに任せろ!

それに、その方が横川のやる気も
少しは出るでしょ!
ま、1位になったらの話だけどね!」


あたしがそう言うと、横川はムスッと……
というか、何かを考えてるような…
少しだけ複雑そうな顔をした。


「…あれ、あんまやる気でない?」


と、あたしが聞くと…


「いや、その。……ちなみに、さ。
それっておまえの友達とかもいんの?」


と、そんなことを聞いてくる横川。

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