元ヤン少女が進学校へ。


「なんで尋斗じゃなくて
あんたが追いかけて来るのよ…!」


「そ、それは…その」


「とにかく!あんたのことは
絶対許さないからッ!覚えてなさいよ!」


そう言って、愛華先輩は行ってしまった。


「まって、許さないもなにも
あたし何もしてないのに……。」


「なんかごめんね、巻き込んじゃって」


と、いつの間にか三浦先輩が
すぐ後ろにいた。


「あ、それは全然大丈夫ですけど…
先輩、『女たらし』って噂されてるから
その女癖を直すんじゃなかったんですか?」

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