元ヤン少女が進学校へ。
「あれ、そうだっけ?」
「て、てっきりあたしは
そうゆう結論に至ったのかと…。」
「まぁー、どっちにしろこんな短期間で
変われたら苦労しないよね〜」
と、ニコニコと言っている先輩。
いや、変わる気すらないだろ…。
と、心の中で先輩相手にツッコんだのは
あたしだけの秘密だ…。
「だけど先輩!いつまでも
『恋愛は遊びと同じー』なんて言ってると
いつか痛い目に合っちゃいますよ…」
「ま、俺が病院送りにされた時は
お見舞いにでも来てよ!待ってるからさ☆」
そう言って、パチンとウインクをする先輩。
「………。」
すごい、この先輩の能天気さ
まじですげーよ。……ある意味。