元ヤン少女が進学校へ。


「も、もしかして…また修羅場ですか?」


「茉実ちゃんすごいよ。
俺の修羅場に2回も出くわすなんて。
運がいいねー!」


と、ニコニコしながら
あたしの頭をくしゃくしゃする。


「ど、どうしてまた…」


「いやー、あの子の毎晩の電話やラインに
疲れちゃったんだよねー。
『いまどこ?なにしてるの?起きてる?』
……家のベットで寝てるっつーの」


と、どうやらご立腹の三浦先輩。


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