元ヤン少女が進学校へ。

もうとっくに好きだった。



【柊季side】


……最近の俺は、どうもおかしい。


『…じゃあさ、茉実ちゃん。
俺のカノジョになる?」


…職員室付近まで、行こうとしただけなのに
そんな言葉が聞こえて…


理由は分かんねぇーけど…
…焦ってる自分がいた。


その後に、茉実が『遊び感覚で恋愛…』
とかなんとか言ってて


あの男が、『茉実ちゃんとなら、本当の恋愛
できる気がするんだよねー』


って、意味分かんねぇーこと言い出すから
いつの間にか俺は…


『やめろよ』


って、あいつのとこに行っていた。


< 241 / 512 >

この作品をシェア

pagetop