元ヤン少女が進学校へ。
でも、柊季も柊季だ…!
例えあたしのことが嫌いでも
いちよう2人で、牛丼やもんじゃを
食べに行った仲じゃないか…!
ちょっとくらい、あっちから
話しかけてくれればいいのに…!
え、まって。
もしかして…逆に避けられてる…?
「はぁ…ダメだこりゃ。
…悩み出したら止まらない」
頭を抱え…途方に暮れていたその時。
「よぉ……なにしけたツラしてんだよ」
と、後ろから聞き覚えのある声がした。