元ヤン少女が進学校へ。


「まじ!?じゃあ今日から
ゆーまって呼んであげるね…?」


そう言って、三浦先輩の真似をして
パチンッ!とウインクをしてみる。


「…キマったぜ。」


「……あのさ、すげぇ言いづらいけど…」


「…ん?」


「……全然ウインク、できてねーよ?」


「……ん?全然聞き取れない。…なんて?」


「だから、半目で…むしろいつもより
ブサイッ…んんっ!」


ちょうど良いタイミングで
輝っちがゆーまの口を押さえた。

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