元ヤン少女が進学校へ。
「……なな、なにが?」
「ったくー、何とぼけてるの!
…優花は別として、
わたしが気付かないとでも思った?」
「ひどい里奈ちゃん…!
優花だって気付いたもん…!
りんちゃんと横川くんの様子が
いつもと違うことくらい…!」
ぷーっと頬を膨らませたあと、
えっへん!とドヤ顔をする優花。
「や、やっぱあたし、いつもと違う…かな?」
「うん。」
「かなり…!」
と、即答するわたしたちを見て
がっくりとテーブルに突っ伏したりんちゃん。
……可愛いな、おい。
……じゃなくて。