元ヤン少女が進学校へ。
そして、今日もあたしは
挨拶に失敗する。完
……じゃなくて。
ッ大体、席替えをしたのが悪いんだ…!
前後だったら
今日は絶対挨拶出来たのにッ…!
「……はぁー…。」
なんか最近、柊季のこと考えてばっかだな。
前列に座っている柊季の背中を
後ろからこっそり眺める。
……柊季はあたしと話さなくても
なんにも思わないのかな…?
ちょっと寂しい、とか思ってるのは
あたしだけ!?
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