元ヤン少女が進学校へ。

「はい先生!わたし行きましょうか?」


ほらほら!
横川ファンがご希望してるよ!


「横川くんの前の席は林崎さんだから
林崎さんに行ってもらいます!
よろしくねー♪」


「りんちゃんファイト!」


と、優花たちも応援してくれている。


「わ、分かったよ……」


今日で最後!絶対最後!


そんなことを思いながら、教室を出る。


まったく、あたしだって勉強がやばいんだ。


授業中に抜けてる暇はないんだから…。


うし、とっとと探して
急いで戻ってこよ。


あんの野郎、今度はどこに隠れてやがる…!

< 33 / 512 >

この作品をシェア

pagetop