元ヤン少女が進学校へ。


*
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+゚


そして、当日。


18時55分。


あたしは、お祭り会場まで来ていた。


「あれ、里奈どこだ…?」


そんなことを言いながら
あたりをキョロキョロと見回す。


すると……


「…ッ…え!?」


……たくさんの人混みの中に、
柊季の姿があった。


その距離は…約10メートル。



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