元ヤン少女が進学校へ。


「ん……いいよ。」


「…ありがとう。……ッあのさ!」


拳を握りしめて、真っ直ぐ前を見て、
あたしは柊季に聞いてみた。


「あたしのこと、嫌い…ですか」


「…………は?」


「…ッ今は嫌いでもいい!
これからあたし、頑張るからさ!
柊季が嫌がることとか、絶対しないし!」


もう絶対チョップもしないし、
袈裟固めもかけません~~~!!!


「だから…友達撤回は勘弁して下さいッ…!」


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