元ヤン少女が進学校へ。

「……へ？……ってことは、
ずっとあたしの誤解だったってこと！？」


「……みたいだな」


……まじか。勝手に勘違いした挙句
勝手に柊季のこと避けて……


あたし今まで、何をやってんだ……。


申し訳なさすぎて、
苦笑いしかできないよ……。


「…ってことはさ、あたしのこと
嫌い…じゃない、ってことで良いんだよね…？」


「…ったりめーだろ。
大体、俺は嫌いなヤツとご飯行けるほど
器大きくねぇーんだよ…」