元ヤン少女が進学校へ。


『名前で呼ぶタイミングが
分かんなかっただけだよ。』


と、公園でそんなことを言っていた柊季。


「ほんと、タイミング悪すぎだよ…」


おかげで、あたしの心臓はバックバクだ。


それにしても…誤解がとけて良かったな…。
おかげで、前みたいに普通に話せたし!


……だけど…


『あいつ、好きなヤツいるよ?』


以前、時田くんが言っていた言葉。


「あの言葉は、誤解…じゃないんだよね。」


複雑にも、
あたしはそんなこと思っていた……__


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