元ヤン少女が進学校へ。

不機嫌な理由。



―放課後―


「やばいやばい…」


そんなことを呟きながら
あたしは教室にひとり、
未提出の課題を進める。


この課題の期限が
まさか今日までだったなんて…。


…頑張れあたし!気合だあたし!


そんなことを心の中で思いながら
『ぬおおおお…!』とペンを走らせる。



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