元ヤン少女が進学校へ。


しばらく経って、
ようやく脳が正常に戻った頃
あたしは課題を届けに、
みつるの所に向かった。


「おー、遅かったな林崎。
って、なんだよおまえ。…顔真っ赤だぞ。
まるで消防車みたいだな」


「…なんですか、そのチョイス。
そうゆう先生は、顔真っ黒ですね。
まるでチンパン……


「ぶっ飛ばすよ?」


「あい、ごめんなさい。」


これお願いします、と
出した課題は、みつるにオッケーをもらい
ようやくあたしは、帰宅許可を得た。

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