元ヤン少女が進学校へ。


「…ちょっとッ…!
いちよう女の子が泣いてるんだから
Tシャツくらい貸してくれても良い…っ…」


なんて、言いかけたそのとき…


__ぐいっ…


「……ッ…」


……気付いたら、あたしは
ゆーまの胸元に引き寄せられていた。


そして、ゆーまはあたしの頭に
ポンっと手を置いた。


「……つーか、おまえになら胸くらい貸すし」


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