元ヤン少女が進学校へ。


__ぐいっ…!


「はっ……!?」


「おまっ…眼中にないって
どうゆうことだよ、このやろ」


そう言って林崎は、後ろから
腕の曲池で俺の首を押さえつける。


別に首がしまってるわけではない。
ただ身動きが取れないだけだ。


「ちょっ……」


「あたしはさ、仕ッ方なく
あんたを連れ戻しに来てあげてるんだから
最低でも眼中には入れとけや」


…いや、そこかよ。


……なんかこいつ、ずれてねーか?

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