元ヤン少女が進学校へ。


「里奈ちゃんも買った方がいいよ!
絶対後悔するよ?」


「いや、わたしはお菓子買うからいいよ」


そう言って、苦笑いをしながら
お菓子売り場へ行ってしまう里奈。


「あ!まって、優花もお菓子見る!」


木刀を手に持ったまま
優花は里奈の後を追う。


……あれ?そう言えば、柊季たちは…?


そんなことを思いながら
あたしはあたりを見渡した。


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