元ヤン少女が進学校へ。


*
.

+゚


「じゃあ3人ともおやすみー!!」


夕食を済ませたあと
隣部屋のドアの前で、時田くんが言う。


「また明日な」


そう言った柊季に、「あのさ…!」と
あたしは声をかけた。


「俺、先に部屋入ってんなー柊季」


「…あぁ」


「優花、寝る準備しよー」


「うん!」


……気を利かせてくれたのか、
みんな次々と部屋に入って行く。


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